いつも特定非営利活動法人 Green Days Japan(GDJ)の活動を温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。

6月初頭に無事田植えを終えてから、日々の水管理や草刈りを重ねて迎えた7月中旬。私たちは稲の根を強く育てるための重要なステップである「中干し」作業を行いました。
それから約3週間後の8月の頭ごろ、田んぼを覗くと小さく愛らしい青い穂が顔を出し、無事に「出穂(しゅっすい)」の時期を迎えることができました!
今回は、夏の暑さに負けず稲が力強く成長してきた軌跡をお届けします。

出穂を迎えた丹波篠山の水田
【写真:夏の太陽のもと、健やかに穂を伸ばす丹波篠山の稲】

【本プロジェクト名称】
「中山間地域による地域連携循環農業の画期的な耕作放棄地再生プロジェクト」


夏の田んぼを支えた「中干し」作業(7月中旬)

土にしっかりひびが入るまで乾かす|GDJ流のこだわり

6月に田植えを行ってから約1ヶ月半。草刈りや丁寧な水位管理で稲の成長を見守ってきた7月中旬、一度田んぼの水を抜いて土を乾かす「中干し」作業を行いました。

やり方は農家さんによって様々ですが、GDJでは最高技術責任者である石田の考えのもと、土にしっかりひびが入るまで乾かす方法をとっています。

中干しには、土を乾かして酸素を取り込み、稲の根を奥深くへと元気に伸ばす役割があります。また、田んぼからのメタンガス発生を抑えたり、秋の刈り取り作業をスムーズにするための土台を作るという大切なメリットもあります。

ひびが入るまで土を乾かす中干し作業の様子

【写真:根に酸素を行き渡らせるため、しっかり土を乾かす中干し】

地域自然との共生|丹波篠山ならではの配慮

丹波篠山市では、オタマジャクシなどの水生動物が無事に育つよう、中干しの開始時期をあえて少し遅らせる取り組みが行われています。お米を育てることと、地域の豊かな自然を守ること。その両方を大切にしながら、教わった現場の知恵を一つひとつ実践しています。


たくましく育った根が支える「出穂」(8月頭ごろ)

葉や茎を伸ばす時期から、お米の実りを蓄えるステップへ

中干しから約3週間が経過した8月の頭ごろ、田んぼの稲は順調に成長し、茎の中から小さな穂が顔を出す「出穂」の時期を迎えました!

土の中に力強く根を張ったからこそ、太陽の光をたっぷり浴びて健やかに穂を伸ばすことができます。ここから稲は、葉や茎を伸ばす時期から、お米の実りをじっくり蓄える大切なステップへと入っていきます。

日当たりや風通しを考慮して等間隔に植え付けた精密な現場管理と、日々の適切な水管理のもとで、一株一株が力強く育っています。

青く愛らしい穂を覗かせる稲

【写真:茎の中から小さな青い穂が顔を出した「出穂」の様子】


実りの秋に向けた大切な時期に入りますが、これからも稲たちの健やかな成長をじっくりと追いかけてまいります。

私たちが届けているのは、単なるお米そのものではなく、耕作放棄地を守り、丹波篠山の豊かな自然と未来を次世代へとつないでいく「物語」です。

一歩ずつ紡いでいく私たちの挑戦と物語を、ぜひこれからも温かく見守っていただけると幸いです!


背景と目的

日本の農業は、生産者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が急速に拡大するという深刻な課題に直面しています。一方で、プロアスリートは引退時期が早く、20代で現役を退くケースも少なくありません。

本プロジェクトは、これら「農業の担い手不足」と「アスリートのセカンドキャリア」という2つの社会課題を掛け合わせ、解決を目指す循環型モデルです。


農地管理のご相談、次世代スマート農業アライアンス、または企業参画型サステナブルライスパートナーシップに関するお問い合わせは随時受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。

【特定非営利活動法人Green Days Japan 事務局】 0795-20-0066

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