いつも特定非営利活動法人Green Days Japanの活動を温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。
2026年5月10日から5月15日にかけての活動機構報告です。当期間は日照時間が長くなり、本格的な田植えシーズンを迎えました。当法人は丹波篠山市内の周辺圃場に比べ、やや慎重なスケジュールでの入水・代かき作業の開始となったため、ここ数日は時間管理と進捗の迅速化が求められる局面となりました。連日、理事メンバーを中心とする生産チームが夜間のナイター作業に対応し、組織全体のオペレーションを強力に下支えいたしました。
現場で実務にあたる生産チームと、それをバックアップする運営チームの強固な連携体制、そして当法人が掲げる「次世代の持続可能な農業カルチャー」が具現化された、非常に濃密な1週間の進捗を報告いたします。
【本プロジェクト名称】
「中山間地域による地域連携循環農業の画期的な耕作放棄地再生プロジェクト」
■ 農業に付加価値を――最高デザイン顧問・PIGU氏が掲げる思想と組織の永続性
当法人の最高デザイン顧問であるPIGU氏は、農業という営みに対して独自の視点を提示しています。
「カルチャーを、未来を、精度高く洗練されたものへ。農家の『家』という言葉は、本来、専門性を極めた表現者を意味している。書道家や華道家と同じように、農家もまた、大地を舞台に持続可能な美と豊かさを創造するアーティストである」という思想です。
私たちは、単に効率性のみを追求する従来の一次産業の枠に留まりません。ひたむきに圃場(ほじょう)と向き合い、魂を込めて大地の姿を再生していくプロフェッショナルとしてのプライドを、チーム全体で共有しています。

設立1年目のスタートアップであるからこそ、この確固たるカルチャーと強固な組織力を基盤とし、来年度・再来年度に向けてさらなる事業規模の拡大を推進してまいります。社会貢献性と経営体としての強さを両立させることで、志を持った若い人材や活力ある次世代の担い手が「自らの能力を発揮する舞台」として当法人を選択してくれるような、魅力的な組織づくりを目指します。
それこそが、大切な農地を託してくださる地権者様にとっても、新たに加わるチーム員にとっても、長期にわたる「安心と信頼の受け皿」になると確信しております。
■ 【業務連携ログ】迅速な意思決定と、夜間における現場の徹底したリスク管理
前週に続き、生産・運営チームの社内チャットでは、刻一刻と変化する現場の状況に合わせた精緻なタスク管理が行われています。期限が迫る行政書類「営農計画書」の迅速な市役所提出といった事務連携から、夜間における適切な代かき作業、周辺地域への配慮に至るまで、実務的なガバナンスが機能したやり取りのハイライトを以下に共有いたします。
📋 PRODUCTION TEAM LOG
5月3日 14:25
奥県守 荒鋤8割👌 土砂降りになってきたから、、、続きは明日やる
5月5日 08:43
奥県守は水が保たないな、、、💦 周辺は昨日今日で、田植えほぼ終わり。石田浩一、もう一回、練ったほうがいいかもしれん
5月5日 08:52
練った方がええ‼️
5月5日 08:59
奥県守は小圃場だから、ウチのヤンマー232を置いといて、、、リク(徳永)とトモくん(前田)で回そうか⁉️ 浩一は7日午後〜8日で垂水・向井・小野新・辻を回る感じで。色々と段取り考える🤔
5月5日 09:01
それで行こう。不測の事態は良くあるから臨機応変に対応して行こう。使えるものは使って。
5月5日 12:22
宮ノ前3枚は草刈りながらちびちび入れよります。木曜に入るなら、それで一気にいれますか?!
土壌の状態を見極め、即座に最適な施工を判断する。この的確な状況判断と、メンバー間のシームレスな連携こそが、Green Days Japanが誇るチーム力の証明です。
■ 圃場インフラの復旧とトラブルへの迅速な技術的対応
私たちが引き受ける土地は、長年遊休化していた耕作放棄地であるため、水利管理においても様々な技術的課題に直面します。殿町坂本さんからご相談をいただいた「土管の詰まり除去」においては、隣接する地権者様からの迅速な承諾のもと、前田が重機(ユンボ)を駆使して対応。「とりあえず貫通いたしました。下の一枚に水いれてます!」という確実な進捗に繋げました。
また、風深地区における給水ポンプの不調時には、上本が即座に分解点検を実施。内部に堆積していた大量の草や泥を清掃・修繕することで、速やかに機能を回復させました。いかなる不測の事態においても、知恵と技術、環境への適応力をもって迅速に課題を解決してまいります。
■ 地域社会との調和と、継続的な対話による信頼関係の構築
「水持ちの調整」や「資材の補修」といった物理的な実務に加え、各集落の皆様からいただくアドバイスや伝統的なルールを遵守することも、地域に根ざす組織として不可欠なプロセスです。歴史ある水利の決まりや地域特有の段取りを実地に学び、時には指導を受けながら、確実なノウハウとして蓄積を重ねています。
こうした地域社会との実直な関わりは、当法人が「地域の担い手」として本音で受け入れられつつある大切な証左でもあります。真摯に傾聴し、速やかに実務へ反映させ、地域の方々への理解を深めていただきながら信頼を積み重ねていく。この誠実な姿勢こそが当法人の活動規範であり、生産チーム4人が日々の最前線で体現している信頼の基盤となっています。
⚙️ 私たちが誇る生産チーム4人の約束
- 徹底した道具へのリスペクト: 最新のSLトラクターも、50時間での初回メンテナンス・オイル交換を確実に自社で実施。大きな事故を未然に防ぎます。
- 小さな異変を逃さない: 日々の洗車や清掃を通じて、マシンのわずかな変化(ソレノイドの表示やフィルターの鉄粉など)にも全員が気づける意識を共有しています。
- 地域と共に作る農業: 地域の皆様の厳しい声にも耳を傾け、理解を深めていただくプロセスすべてを大切にし、集落の皆様に「こいつらは本気だ」と認められる行動を貫きます。
手ごわい自然と、そして地域の皆様と誠実に向き合い、秋には一面に黄金色の稲穂が揺れる美しい景色を実現するために、チーム一丸となってこの課題に立ち向かってまいります。以下に、熱い日々の現場から届いたリアルな記録をお届けします。
■ GALLERY:適正な管理のもとで再生が進む各地の圃場記録
各地(県守・垂水・向井・小野新・辻・西新町)における入水管理、漏水箇所の適切な修復、および地権者様との信頼構築に向けた対話の記録です。解像度を維持し、縦横比を崩さずに高さを均一に整えた、視認性の高いレスポンシブ配置にて公開いたします。
背景と目的
日本の農業は、生産者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が急速に拡大するという深刻な課題に直面しています。一方で、プロアスリートは引退時期が早く、20代で現役を退くケースも少なくありません。
本プロジェクトは、これら「農業の担い手不足」と「アスリートのセカンドキャリア」という2つの社会課題を掛け合わせ、解決を目指す循環型モデルです。
農地管理に関するご相談や、プロジェクトへの参画・パートナーシップに関するお問い合わせは随時受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。
【お問い合わせ】 0795-20-0066