
いつもGreen Days Japanの活動を温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。
年始にあたり、私たちが新たな拠点として活動を展開している県守(あがたもり)地域において、住民の皆様が全員参加される大切な「集落の集い」が開催され、私たちも参加させていただきました。
この貴重な場をお借りして、2026年度よりGreen Days Japanが新たな担い手として県守の圃場に出入りさせていただくことのご報告と、「農地に関してお悩みや不安をお持ちの方は、ぜひ私たちにご一報ください」というアナウンスをさせていただきました。
【本プロジェクト名称】
「中山間地域による地域連携循環農業の画期的な耕作放棄地再生プロジェクト」
「人と人のつながり」を何よりも大切に。手渡しで伝える私たちの想い
私たちは、どれだけ効率的な仕組みがあっても、地域に暮らす人々との信頼関係がなければ本物の変革は起こせないと考えています。そのため、口頭でのご挨拶だけでなく、地権者の皆様お一人おひとりに直接チラシを手渡ししながら、私たちの想いと事業内容を丁寧に説明させていただきました。また、集落の皆様の目に留まりやすい場所へのチラシ掲示についても、快く同意をいただくことができました。
私たちの取り組みを初めて聞かれた方は、非常に前のめりになって熱心に質問を投げかけてくださいました。皆様にとって、この活動が「地域の未来を照らす明るい兆し」として受け止められたことが、何よりも嬉しく、手応えを感じる瞬間でした。
当日の限られた時間内ではすべてをお伝えしきれなかったため、「ぜひ後日、個別でじっくりとお話をさせてほしい」と、何人もの地権者様から温かいアドバイスや個別の相談依頼をいただくことができました。私たちが最も大切にしている「人と人として向き合い、口で伝え、合意を得ながら一歩ずつ進める」という泥臭いアプローチを徹底できた、素晴らしい一日となりました。温かく迎え入れてくださった県守地区の皆様、本当にありがとうございました!
次世代へ農地を繋ぐ「地域計画」への取り組みと合意
また、今回の集いでは、今後の地域農業のあり方を大きく左右する重要な制度「地域計画」についての話し合いも行われました。
国の方針(農業経営基盤強化促進法の改正)により、従来の「人・農地プラン」が法律に基づく「地域計画」へと法定化され、新しい担い手として地域に参入するためには、地域ごとに説明会を受け、合意を形成していくことが義務付けられています。今回の話し合いにおいて、Green Days Japanを地域の新たな担い手として「温かく迎え入れる」という、大変心強い合意を集落の皆様からいただくことができました。
知っておきたい「地域計画」のポイント
丹波篠山市をはじめ、全国の中山間地域では守るべき農地を確実に次の世代へ引き継ぐため、令和7年3月末までに「地域計画」および10年後の農地利用図である「目標地図」の策定が進められています。
- 将来の見通し: 10年後の地域内の個々の農地を「誰が耕作するのか」を明確に一覧化・地図化します。
- 効率的な営農環境の確立: 今後農業をしていく担い手が、より耕作しやすい環境への集約・集約化を進めます。
- 貸借ルールの変更: 地域計画策定後は、個人間での一般的な貸借方法(相対での利用権設定)が利用できなくなります。今後の農地貸借は、公的な「農地中間管理事業(ひょうご農林機構などが間に入る10年以上の原則契約)」等に一本化されます。
背景と目的
日本の農業は、生産者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が急速に拡大するという深刻な課題に直面しています。一方で、プロアスリートは引退時期が早く、20代で現役を退くケースも少なくありません。
本プロジェクトは、これら「農業の担い手不足」と「アスリートのセカンドキャリア」という2つの社会課題を掛け合わせ、解決を目指す循環型モデルです。
制度が新しく変わり、農地の管理や貸借のハードルが高くなるからこそ、私たちのような組織が「地域の受け皿」として機能する意義があります。地権者様の不安を安心に変え、県守の美しい農風景と歴史ある土地を10年、20年先へと繋いでいくために、これからも皆様と手を携えて一切の妥協なく走り続けます。農地に関する小さなお悩みでも構いません、いつでもGreen Days Japanへご相談ください!
【お問い合わせ】 0795-20-0066