風深地区 地権者説明会の様子

いつもGreen Days Japanの活動を温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。

私たちが事業を最初にスタートするフィールドとして選んだのは、生産チームの拠点となっている「風深(ふかみ)地区」です。この大切な地域を一括してお借りし、未来へ続く農業の基盤を築くため、地権者の皆様にお集まりいただき、計3回にわたる事業説明会を開催いたしました。今回は、その歩みと皆様との対話の記録をお届けします。

【本プロジェクト名称】
「中山間地域による地域連携循環農業の画期的な耕作放棄地再生プロジェクト」

第1回の猛反対から、信頼を紡いだ3回の対話

最初の説明会を開催したのは、私たちがまだ「会社(NPO法人)」としての設立段階にないタイミングでした。申請はしているものの、審査中という極めて不安定な時期だったため、質疑応答のタイミングでは場が大荒れになる場面もございました。

「海のものとも山のものともわからない組織に、私たちの現在の大事な土地を貸すことなどできない」――。地権者の皆様からいただいたそのお言葉は、土地を愛し、守ってきたからこその当然の厳しいお声でした。私たちはその想いを真正面から受け止め、一切の妥協なく説明と対話を重ね続けました。

地権者の皆様との真摯な対話

そして迎えた第3回目の説明会。私たちの真摯な姿勢と、地域農業を次世代へ繋ぐという具体的な計画を丁寧にお伝えした結果、最終的には皆様に深く納得していただき、「この風深地区で、みんなで彼らの事業の背中を押そう!」と、温かい激励の拍手とともに土地をお預けいただける関係性を築くことができました。

「土地がなければ、私たちは何もできない」――対話から見えた未来の光

どれだけ素晴らしい会社であっても、どれだけ画期的なアイデアがあっても、私たちだけの力では何もできません。実際に作業をさせていただく大切な土地があり、そこに関わる方々の想いがあって初めて、私たちの事業は成り立ちます。

私たちはこの説明会に先立ち、地域の皆様が抱える後継者問題や、耕作放棄地に関するリアルなお悩みを事前にアンケート・ヒアリングし、その上で会場へお越しいただきました。

風深地区でのアンケート・対話を通じて

  • 深く根ざしたお悩み: 実際にたくさんの方が「後継者がいない」「これ以上管理できない」と深く悩んでいらっしゃる現実に直面しました。
  • 複雑で真摯な想い: 私たちを頼ってくださる方が多くいらっしゃることは嬉しい反面、それだけ地域が切実な課題を抱えているという事実に、改めて身が引き締まる複雑な想いとなりました。
  • 明るい未来への言葉: 地権者の皆様から「本当にこの事業が実現できたら、私たちの地域の未来は明るい」という、何よりの期待に満ちたお声をたくさんいただくことができました。

地域一丸となって歩み出す未来

海のものとも山のものともわからなかった私たちを、信じて背中を押してくださった風深地区の皆様の想いに応えるため、私たちはここから本格的な一歩を踏み出します。


背景と目的

日本の農業は、生産者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が急速に拡大するという深刻な課題に直面しています。一方で、プロアスリートは引退時期が早く、20代で現役を退くケースも少なくありません。

本プロジェクトは、これら「農業の担い手不足」「アスリートのセカンドキャリア」という2つの社会課題を掛け合わせ、解決を目指す循環型モデルです。


地域の力で、農村の未来を耕す。私たちの挑戦は、ここ風深地区の皆様との固い絆から始まりました。大地の上で、皆様の想いとともに一切の妥協なく走り続けます。今後の進捗や活動の様子も随時ご報告してまいりますので、引き続きGreen Days Japanの応援をよろしくお願いいたします!

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