地域循環型農業・資源循環連携協定
「サステナブル・ライス・パートナーシップ」を締結
~耕作放棄地の再生と水環境保全・資源循環を結び、農業・環境・地域が支え合う新たな循環モデルへ~
特定非営利活動法人 Green Days Japan(所在地:兵庫県西脇市、理事長:藤原由樹、以下「Green Days Japan」)は、近畿環境サービス株式会社(本社:大阪府大阪市西淀川区、代表取締役:上森望、以下「近畿環境サービス」)と、持続可能な地域農業の実現、耕作放棄地の再生、地域循環型農業モデルの構築、ならびに水環境保全・資源循環・有機質資源の利活用に関する知見の連携を目的とした「地域循環型農業・資源循環連携協定 -サステナブル・ライス・パートナーシップ-」を締結したことを発表いたします。
本協定は、集落単位で農地を一括して借り上げ、耕作不利地や放棄地も含めて包括的に管理するという、全国的にも珍しい手法を通じて、地域で増加する耕作放棄地の再生と、営農環境を次世代へ引き継ぐ仕組みづくりを進めるものです。さらに、近畿環境サービスがこれまで培ってきた水環境保全、資源循環、有機質資源の利活用に関する知見と、Green Days Japanが進める地域農業支援モデルを掛け合わせることで、農業・環境・地域・企業が相互に支え合う、新たな地域循環型モデルの構築を目指します。
■ 実施の背景と目的
日本の農業は、生産者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が急速に拡大するという深刻な課題に直面しています。特に中山間地域では、農地を守る担い手の不足に加え、草刈りや水路管理など、地域全体で維持してきた営農環境そのものの継続が難しくなりつつあります。
一方で、プロアスリートは引退時期が早く、20代で現役を退くケースも少なくありません。Green Days Japanは、こうした「農業の担い手不足」と「アスリートのセカンドキャリア」という2つの社会課題を掛け合わせ、地域農業の現場に新たな人材循環を生み出すことを目指しています。
今回の協定では、これらの取り組みに加え、近畿環境サービスが有する水環境保全・資源循環の知見を連携させることで、耕作放棄地の再生にとどまらず、環境負荷の低減や有機質資源の活用も視野に入れた、より持続可能な地域循環型農業モデルの確立を目指します。
■ 本協定に基づく主な取り組み内容
兵庫県丹波篠山市を中心とした集落一括管理農地において、Green Days Japanが推進する「サステナブル・ライス・パートナーシップ」の取り組みを、近畿環境サービスとの連携により展開していきます。
- 耕作放棄地の再生と集落一括管理:Green Days Japanが地域と連携し、耕作放棄地や耕作不利地も含めた農地を集落単位で一括して支援・管理することで、個々の農家だけでは維持が難しくなくなった営農環境の再生を図ります。
- アスリートによる営農支援:Green Days Japanの農業経験豊かなスタッフの指導のもと、アスリートが農作業に関わり、耕作放棄地の再生や高品質なお米の生産を支援します。農業現場での実践を通じて、アスリートのセカンドキャリア形成にもつなげます。
- 企業参画による継続的な地域農業支援:企業がパートナーとして参画することで、単発の支援ではなく、継続的に地域農業を支える仕組みを構築します。収穫されたお米は、本協定の趣旨に基づき、企業の福利厚生等を通じて活用される予定です。
- 水環境保全・資源循環との連携:近畿環境サービスが有する水環境保全、資源循環、有機質資源の利活用に関する知見を活かし、農業と環境保全が相互に結びつく循環型モデルの構築を目指します。
- 持続可能な農業モデルの確立:企業、地域、農業者、アスリートが連携することで、農家への継続的な支援と地域コミュニティの維持に貢献し、次世代へ引き継げる営農環境づくりを進めます。
■ 今後の展望と資源循環への想い
本プロジェクトは兵庫県丹波篠山市からスタートいたしますが、耕作放棄地の増加や農業の担い手不足は、全国各地に共通する課題です。また、地域資源をどのように循環させ、環境負荷を抑えながら持続可能な社会をつくるかという視点も、今後ますます重要になっていきます。
近畿環境サービスは、排水処理施設の維持管理や有機質資源の活用など、水環境保全と資源循環に関わる事業に取り組んしてきました。今回の協定を通じて、その知見を地域農業の現場と結びつけることで、農業・環境・地域が一体となった新しい循環モデルの創出を目指します。
Green Days Japanは、今後も地域や企業と連携し、耕作放棄地の再生、アスリートのセカンドキャリア支援、地域農業の継続に向けた取り組みを進めてまいります。
■ 代表者コメント
近畿環境サービス 代表取締役 上森 望 コメント
「本日は、特定非営利活動法人 Green Days Japan様と、このような協定を締結できますことを大変光栄に思っております。当社はこれまで、水環境保全や資源循環に関わる事業に取り組んでまいりました。今回の協定を通じて、その知見を地域農業の持続可能性や耕作放棄地の再生に少しでも役立てていきたいと考えています。また、社員への福利厚生という形だけではなく、地域社会への貢献、環境負荷の低減、そして次世代につながる農業モデルづくりに参画できることに大きな意義を感じております。Green Days Japan 様とともに、継続的な連携を進めてまいります。」
■ 団体・会社概要
【特定非営利活動法人 Green Days Japanについて】
特定非営利活動法人 Green Days Japanは、耕作放棄地の再生と地域循環型社会の実現を目的に活動するNPO法人です。集落単位で農地を一括支援・管理する手法を通じて、地域や企業と連携し、持続可能な営農環境を次世代へ引き継ぐ取り組みを行っています。
【近畿環境サービス株式会社について】
近畿環境サービス株式会社は、1991年の創業以来、排水処理施設の維持管理を中心に、地域の暮らしを支える水環境づくりに取り組む企業です。また、汚水処理の過程で生じる有機汚泥を、超高温好気性菌(YM菌)でたい肥化する事業にも取り組み、資源の循環と環境保全の両立を目指しています。
【Green Days Japan 概要】
| 団体名 | 特定非営利活動法人 Green Days Japan |
|---|---|
| 代表者 | 理事長 藤原 由樹 |
| 所在地 | 兵庫県西脇市黒田庄町岡397番地 |
| 設立 | 2025年12月 |
| URL | https://www.greendaysjapan.or.jp/ |
| 会社名 | 近畿環境サービス株式会社 |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役 上森 望 |
| 所在地 | 大阪市西淀川区歌島2丁目1番12号 |
| 設立 | 1991年1月22日 |
| 資本金 | 6,500万円 |
| URL | https://www.eco-kks.co.jp/ |
| 担当 | 特定非営利活動法人 Green Days Japan 事務局長 西脇 和樹 |
|---|---|
| TEL / FAX | TEL:0795-20-0066 / FAX:0795-20-0065 |
| nishiwaki@greendaysjapan.or.jp |
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Green Days Japan 理事長 藤原 由樹 コメント
「このたび、近畿環境サービス株式会社様と協定を締結できますことを、大変うれしく思います。農業の担い手不足や耕作放棄地の問題は、農業だけで解決できる課題ではありません。地域、企業、環境、引いては人材がつながり、継続的に支え合う仕組みが必要です。環境保全や資源循環に関する知見をお持ちの近畿環境サービス様と連携することで、農業・環境・地域・企業がつながる新しい循環の形をつくっていきたいと考えています。一過性の支援ではなく、地域の未来につながる継続的な取り組みとして、本協定を大切に育ててまいります。」