いつも特定非営利活動法人 Green Days Japan(GDJ)の活動を温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。

前回は、私たちの新たな拠点となる「県守(あがたもり)営業所」の開設が決定し、オフィシャル看板が美しく設置されたところまでをご報告いたしました。

看板
【写真:オフィシャル看板が設置された県守営業所の外観】

地域の皆様や地権者様が大切に守ってこられた土地に私たちが仲間入りさせていただくための記念すべき第一歩となった看板設置。今回は、この県守の地にしっかりと根を張り、地域社会の一員として日々の活動と生活を営んでいくため、メンバー一丸となって挑んだ「修繕回復」と「生活インフラ開通」の記録をお届けいたします!

【本プロジェクト名称】
「中山間地域による地域連携循環農業の画期的な耕作放棄地再生プロジェクト」


県守営業所・劇的修繕ビフォーアフター

20年の沈黙を守ってきた建物が、地域の皆様をお迎えし、ともに汗を流すための新たな生活・交流拠点として見事に蘇りました。

修繕・対応箇所 以前の状態(Before) 修繕・開通後(After)
残置物の整理 以前の居住者様のお荷物が残されたままの状態 すべての家財を搬出し、古い畳も全数撤去して空室化完了 ✅
室内全体の清掃 20年分の土埃、砂埃、無数の虫の死骸が堆積した空間 掃き掃除・拭き掃除を徹底し、すべての埃を完全除去 ✅
2階の床面 畳を撤去し、下地が剥き出しになっていた状態 下地をクリーニング後、美しいフローリングを新規DIY施工 ✅
水回り設備 蓄積した黒ずみや汚れにより、使用不可能な状態 壁や床を徹底的に磨き上げ、清潔で実用可能な状態へ ✅
和室・建具の補修 破れた網戸や障子、傷んだ畳のまま放置 障子・網戸・1階の畳をすべて美しく張り替え完了 ✅
生活ライフライン 電気・ガス・水道がすべて遮断され停止中 各種開通手続き・立ち合いを完了、即日使用可能へ ✅

残置物の搬出作業

【残置物の搬出作業】
フローリング床の施工1

【フローリング床の施工①】
フローリング床の施工2

【フローリング床の施工②】
新しい畳の敷き込み

【新しい畳の敷き込み】
障子の張り替え作業

【障子の張り替え作業】
室内全体の徹底清掃

【室内全体の徹底清掃】

県守の集落に溶け込み、確かな信頼を紡ぎ出す拠点へ

この県守営業所に常駐し、生活の拠点を置くことは、単なる業務上の移動ではありません。県守という集落の歴史と暮らしの真ん中に身を置き、住民の皆様と「顔の見える信頼関係」を日々積み重ねていくための大切な取り組みです。

毎日の早朝巡回や水管理といった営農実務はもちろん、日常の挨拶やお茶飲み話、そして集落の共同作業や地域の行事への参加を通じて、県守の皆様とともに歩んでまいります。私たちは書面上の契約や事業計画だけでなく、日々の暮らしの中で交わされる温かい対話こそが、本物の信頼と絆を生み出すのだと信じています。

私たちは、この県守営業所という「地域とつながる安心の受け皿」を強固なベースキャンプとし、若きアスリートたちのエネルギーと地域の皆様が長年培ってきた温かい知恵を掛け合わせながら、日本の一次産業に新しい価値と希望をもたらす活動をさらに加速させてまいります。

スマートじゃなくても、泥臭くても、私たちは県守の皆様とともに、一切の妥協なくこの大地の上を全力で走り続けます。新しく生まれ変わった拠点から始まる挑戦に、今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします!


背景と目的|なぜ県守という地域に根ざした「拠点」が必要なのか

日本の農業現場では、生産者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地や荒廃農地が急速に拡大するという深刻な社会課題に直面しています。一方で、プロアスリートは引退時期が早く、20代という若さで現役を退くケースも少なくありません。

本プロジェクトは、これら「農業の担い手不足」「アスリートのセカンドキャリア」という2つの社会課題を掛け合わせ、相互に解決を目指す画期的な循環型モデルです。

しかし、単に遠方から通って作業を行うだけでは、県守地区が長年紡いできた農地環境や集落のコミュニティを本当の意味で守り抜くことはできません。私たちがこの土地に深く根差し、真のパートナーとなることで、以下のような持続可能な循環モデルの確立を目指しています。

  • 耕作放棄地の解決と地域営農の継続:耕作不利地や放棄地を含めて包括的に管理・再生し、県守の美しく豊かな農地を次世代へ引き継ぐ営農環境を維持する。
  • アスリートのセカンドキャリア支援と地域への人材還元:現役・元アスリートの圧倒的なフィジカルと現場力を活かし、地域の農業現場に新たな情熱と活力を注入する。
  • 地域と一体となった顔の見える信頼関係の構築:集落内に常駐拠点を置き、日々の生活や対話を通じて地域コミュニティと一体となった再生農業を推進する。

今回開拓を進めている「県守営業所」は、まさにこれらを実現し、県守という地域社会とともに未来へ向かって歩んでいくための最も重要なベースキャンプ(活動拠点)です。


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【特定非営利活動法人Green Days Japan 事務局】 0795-20-0066

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