平素より特定非営利活動法人Green Days Japanの活動に対し、格別のご高配と温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

本記事は、先日実施いたしました兵庫県警察本部交通部交通機動隊へのオフロードバイク特殊走行技術指導に伴う、連載記事「培った技術を、社会へ。」の前編となります。トップアスリートが第一線を退いた後、なぜ地域社会や防災というフィールドに向き合うのか、私たちの歩みと社会貢献への想いを詳しく紐解いてまいります。

当日の訓練の様子や各メディアに大きく取り上げていただいた記録とともに、私たちが未来に見据えるビジョンをご紹介いたします。

【本連載プロジェクト】
連載「培った技術を、社会へ。」アスリートスキル還元ストーリー(前編)

Yahoo!ニュース掲載実績
朝日新聞朝刊掲載実績

▲ 【メディア掲載】朝日新聞朝刊およびYahoo!ニュース等、各主要メディアにて当日の社会貢献活動を大きく報道していただきました。


🏍️ 1. 競技で培った技術を社会へ還元する:岩場を足を着かずに越えていく技術体系

今回の技術指導を主導したのは、兵庫県西脇市出身のプロライダー・藤原慎也(36)です。トップレベルのオフロードバイク選手として数々の国際ラリー競技へ参戦し、国際A級ライセンスを保持。国内トライアルチャンピオンの獲得や、世界一過酷と評されるダカールラリーの完走など、文字通り世界の最前線でキャリアを築いてまいりました。

藤原が主戦場としてきた「トライアル競技」の本質は、崩落した岩場や急斜面などの過酷なセクションを、一切足を着くことなくバイクのみで走破する点にあります。この極限状態におけるマシンコントロールとルートの瞬時な見極めは、まさに「大規模災害時の被災地を走ること」と地続きの技術体系です。世界水準のフィールドで磨き上げられたこの経験とスキルは、災害現場の最前線で活動する部隊にとって、これ以上ないほど実戦に直結する重要な財産でした。今回の指導は、この藤原慎也が、兄であり当法人代表の藤原由樹(40)とともに綿密なプランを練り上げて臨んだものです。

交通機動隊への実践的ライディング指導

▲ 【実技ディレクション】個々のマシンの挙動や隊員のフォームに対して的確なアドバイスを送り、過酷な地形を走破するための最適解を伝達します。

「プロで培った技術を、社会に還元したい」――この強い想いを具現化するため、藤原慎也は2024年2月に「防災レジリエンス二輪協会」を設立し、災害発生時に二輪車で迅速な現場対応にあたる専門人材の育成に本腰を入れ始めました。この構想の原点が描かれたのは、今から12年前の2014年にまで遡ります。長い年月をかけて少しずつ議論を重ね、構想を形にしてまいりました。先日、この取り組みをSNS等の公的メディアで公表したところ、全国の皆様から大変多くの温かい反響や激励のメッセージをいただきました。10年越しで熟成させてきたこの社会的構想を、ようやく皆様に正式な形としてご報告できたことを、チーム一同心から嬉しく思っております。

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▲ 【スキル・トランスファー】隊員の皆様が現場で直面するであろうシチュエーションを想定し、緻密なセッション調整を繰り返します。


🤝 2. なぜ「団体」であることが鍵だったのか:公的機関との接点を生む組織ガバナンス

今回の取り組みにおいて、私たちが最も重要であると確信した核心がここにあります。警察本部や行政機関のような、極めて高い公的責任を担う組織の構造上、どれほど優れた技術や実績を持つプロアスリートであっても、「個人」の立場に対して直接的に公式訓練の指導を依頼することは構造上非常に困難です。すなわち、社会のために活かせる卓越したスキルが存在していても、個人のままでは社会の大切な現場との接点は生まれにくいという現実があります。

私たちが「防災レジリエンス二輪協会」という明確な理念とガバナンスを備えた「団体」として組織化し、公的な対話の窓口をしっかりと整備していたからこそ、今回の兵庫県警様からのお声がけと信頼をいただくことができました。これは、トップアスリートの引退後のセカンドキャリアや、専門スキルを社会資産として再配置していく仕組みを考えるうえで、非常に大きな示唆と成功事例となりました。

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▲ 【組織連携の意義】真剣な眼差しで指導を吸収する隊員の皆様。公的機関との強固な信頼アライアンスが、ここから加速します。


💡 3. 競技 × 農業 × 社会貢献:この幅の広さこそが私達のカルチャー

私たち特定非営利活動法人Green Days Japanは、アスリートのセカンドキャリアにおける最大の柱として「地域に根差した農業」を掲げています。しかし、私たちは農業だけに終始する集団ではありません。今回証明されたように、過酷な競技生活の中で限界まで高められた身体能力や専門技術は、形を変えればそのまま災害時の人命救助や社会防衛の役に立つ大きなエネルギーとなります。

「競技 × 農業 × 社会貢献活動」――この多面的なシナジーと多角的なアプローチこそが、Green Days Japanの本質的な活動形態です。人生のすべてを捧げて何か一つの分野を徹底的に磨き上げてきた人間のポテンシャルは、生産圃場でも、過酷な災害現場でも、あるいは地域コミュニティのどんな場所であっても、必ず誰かを支える力として活きる場所が見つかります。今回の交通機動隊へのアプローチは、それを社会に対して鮮烈に示す確固たる証明となりました。

そして、これは決してオフロードバイクやモータースポーツに限った話ではありません。サッカー、野球、陸上などのあらゆるスポーツ競技はもちろん、ものづくりの職人技術、料理の専門性など、自らが情熱を注いで培ってきた唯一無二のスキルを、なんらかの形で社会のために役立てたい、次のステージで開花させたいという志を持つ仲間と、私たちはこれからも数多く出会っていきたいと願っています。個々の強い想いを持ったメンバーが集まるほど、当法人が社会と繋がる入口はスマートに広がり、一人ひとりのスキルが真に活きるフィールドも確実に増えていきます。もし本記事を通じて私たちの理念に共感し、心が動いた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お気軽に私たちへ声をかけてください。

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▲ 【持続可能な挑戦】プロの知見が公的な現場に組み込まれることで、未来の防災レジリエンスがより確固たるものへ進化します。

実技訓練の総括シーン

⚙️ 確固たる信頼と社会的責任を果たす、当法人のガバナンス体制

特定非営利活動法人Green Days Japanは、私たちの志に共感し、出資・ご協力くださるすべての皆様に、胸を張って活動をご報告できるよう、現場一同が「安心・安全・透明性」を最優先した事業運営にコミットしています。

  • 公的機関との厳格なアライアンス: 兵庫県警察本部をはじめとする各行政組織の期待に応え、社会的責任を伴う高度な教育・技術指導プログラムを適正に運用。
  • 組織という枠組みを活かした社会実装: アスリート個人のスキルに依存させるのではなく、法人・団体としてのクリーンなガバナンスを通じることで、社会の重要インフラとの持続的な接点を創出。
  • 多面的なセカンドキャリアのモデル構築: 農業生産基盤の拡大による地域創生と並行し、プロの専門技術を公共の防災・安全能力向上へと還元する多角的なアプローチの開示。

続く後編では、今回実施いたしました技術指導への取り組みが、私たちGreen Days Japanの究極的な活動目的や地域経済の持続可能性とどのように深く結びついているのか、その真髄をさらに詳しくお伝えいたします。どうぞ次回の更新にもご期待ください。


背景と目的

日本の農業は、生産者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が急速に拡大するという深刻な課題に直面しています。一方で、プロアスリートは引退時期が早く、20代で現役を退くケースも少なくありません。

本プロジェクトは、これら「農業の担い手不足」「アスリートのセカンドキャリア」という2つの社会課題を掛け合わせ、解決を目指す循環型モデルです。


農地管理のご相談、次世代スマート農業アライアンス、または企業参画型サステナブルライスパートナーシップに関するお問い合わせは随時受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。

【特定非営利活動法人Green Days Japan 事務局】 0795-20-0066

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