平素より特定非営利活動法人Green Days Japanの活動に対し、格別のご高配と温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2026年4月17日から5月12日にかけて、当法人の生産部門が丹波篠山市内の各圃場(ほじょう)で展開いたしました、春季営農準備および水管理基盤の構築に関する公式活動報告をお届けいたします。
この期間は、冬の間に荒れた土地を蘇らせる基盤整備から、お米作りの命とも言える「入水・水管理」へと移行する、年間で最もタイトかつ重要なフェーズとなります。点在する複数エリアの同時並行オペレーションを、いかに安全かつ迅速に遂行したか、現場のリアルな熱量と徹底したリスクマネジメントについて、新着の公式記録画像とともにご報告申し上げます。
【本プロジェクト名称】
「中山間地域による地域連携循環農業の画期的な耕作放棄地再生プロジェクト」
▲ 【最前線オペレーション】トラクターによる初期耕起(荒鋤き)作業。硬く締まった土壌に空気を含ませ、有機的な土壌改良の基礎を作ります。
🚧 1. 4月後半:複数エリアの並行展開と、早朝ロジスティクスを支える強固な連携
4月17日の前田による自発的な草刈り作業を皮切りに、チームは県守、菅、口県守の各エリアへ同時に人員とアセットを展開する多面的な並行オペレーションに突入いたしました。20日には徳永がベースハウスから公式看板の運搬・設置を担当し、前田と合流。時を同じくして、理事の石田も口県守での作業を完了させたのち菅エリアへと急行するなど、チームの機動力を活かしたスピーディーな展開を行いました。
また、4月22日の朝7:30には、環境循環パートナーである近畿環境サービス(KKS)様からの大規模な資材納品が急遽決定いたしましたが、チーム全員が早朝からハウスに集結し、安全かつ迅速に受入作業を完了。この迅速な動きの背景には、生産チームが「旧暦栽培カレンダー」や「株式会社ツボイ様の土壌改良技術」を貪欲に学び、落とし込んだ「新規栽培計画案」の存在があります。この計画は24日に代表理事の藤原由樹より正式に承認され、次世代ボランティアの子供たちにも誇れるクリーンな営農プランとして確立いたしました。
▲ 【基盤整備アーカイブ】広大な土地の傾斜や高低差を均一にするための均平(きんぺい)作業。確実な水管理を行うために、ミリ単位の目配りが求められます。
🛡️ 2. 5月上旬:一筋縄ではいかない水管理トラブルへの即応と、相互サポート体制
5月に入ると、地域一帯で一斉に水門が開かれ、各圃場への入水作業が本格化いたしました。この時期の中山間地域は、限られた農業用水を分配し合う「水管理の戦い」とも言える過酷な現場となります。さらに、春の長雨や雹(ひょう)といった急激な天候変化、水漏れ(漏水)、水路の詰まりといった想定外のトラブルが頻発いたしました。4月29日には県守エリアの地番1133付近で深刻な水漏れが発生いたしましたが、前田がすぐに波板と応急道具一式を搬送し、現場での素早い復旧対応を行いました。
また、5月9日には主要排水口の詰まりを感知し、徳永と前田が連携して長い棒を用いた逆側からのアプローチによる貫通作業を実施。12日には、周辺環境や民家に近接した「宅内地」や見通しの悪いエリアでの確認作業がピークを迎えました。死角が多く、泥に足を取られやすい不整地での作業において、当法人では「チーム全体が細かくチャットで連携し、常に周囲の安全と運行ルートを相互にサポートし合う」という運行ルールを徹底しております。トラブル発生時の迅速な燃料手配や重機の移動誘導など、密なコミュニケーション体制を敷くことで、労働安全衛生を最高水準でクリアしています。
▲ 【アセット・メンテナンス】過酷な軟弱地での激務を終えた重機たち。現場スタッフによる丁寧な高圧洗浄 and 点検が、次なる安全運行を支える要となります。
⚙️ 確固たる信頼を築く、Green Days Japan の現場力
特定非営利活動法人Green Days Japanは、私たちの志に共感し、出資・ご協力くださるすべての皆様に、胸を張って活動をご報告できるよう、現場一同が「安心・安全・透明性」を最優先した事業運営にコミットしています。
- チームワークによる徹底したリスク管理: 曖昧な単独判断を一切排除。大型農機の回送や複雑な水漏れ修復の際も、密なコミュニケーションで死角と危険をカバーする高い規律。
- 科学的アプローチによる価値の最大化: 地域の地権者様や集落の信頼に応えるため、伝統的な旧暦の知恵と現代のエビデンス(土壌改良技術)を融合させた、確実性の高い作付け計画の運用。
- 開かれた次世代ボランティア環境の創出: 地域の学生やボランティアスタッフが、安全に、そして誇りを持って地域社会貢献に汗を流せるクリーンな労働環境の明示。
点在する農地の情報収集、地域に根差したインフラの維持管理、および毎日の緻密な水回りチェックなど、自然と対峙する農業の現場は、本当に一筋縄ではいかない大変なことの連続です。しかし、その困難をチーム全員の圧倒的な知えと強固な連携管理で「次世代を切り拓く最高にエキサイティングな挑戦」に変えていくのが、Green Days Japanの誇りです。地域の皆様から託された大切な農地を守り抜き、私たちはこれからも安全第一でアクセル全開で突き進んでまいります。いよいよ田植え本番、最高潮のシーズンを迎えるGreen Days Japanの躍進に、どうぞ温かいご期待をお寄せください!
背景と目的
日本の農業は、生産者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が急速に拡大するという深刻な課題に直面しています。一方で、プロアスリートは引退時期が早く、20代で現役を退くケースも少なくありません。
本プロジェクトは、これら「農業の担い手不足」と「アスリートのセカンドキャリア」という2つの社会課題を掛け合わせ、解決を目指す循環型モデルです。
農地管理のご相談、次世代スマート農業アライアンス、または企業参画型サステナブルライスパートナーシップに関するお問い合わせは随時受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。
【特定非営利活動法人Green Days Japan 事務局】 0795-20-0066