いつも特定非営利活動法人Green Days Japanの活動を温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。
ゴールデンウィークが明け、丹波篠山市の豊かな自然が一段と輝きを増す中、当法人のプロジェクトは重要な局面を迎えました。再生を終えた圃場(ほじょう)に、恵みの「水」を引き入れていく入水作業の開始です。
長年放置されていた耕作放棄地が、高品質完熟堆肥「かんとりースーパー名張2」の導入によって生命力を取り戻し、いよいよ水を湛えて鏡のように輝き出す――。その美しい景観の裏側では、確実な作付けに向けた緊迫感のある実務が展開されています。
【本プロジェクト名称】
「中山間地域による地域連携循環農業の画期的な耕作放棄地再生プロジェクト」
■ リアルタイムで連動する生産チームの業務協議ログ
水を引き入れ、田植えに向けた「代かき(しろかき)」作業が始まると同時に、当法人の生産チームにおける社内チャットは、かつてないほどの活発さをもって稼働し始めました。
刻一刻と変化する圃場のコンディションや自然環境への臨機応変な判断、迅速なメンバー間の連携など、現場のリアルな熱量と機能的なタスク管理の様子をチャットログのハイライトからご覧ください。
📋 PRODUCTION TEAM LOG
5月3日 14:25
奥県守 荒鋤8割👌 土砂降りになってきたから、、、続きは明日やる
5月5日 08:43
奥県守は水が保たないな、、、💦 周辺は昨日今日で、田植えほぼ終わり。石田浩一、もう一回、練ったほうがいいかもしれん
5月5日 08:52
練った方がええ‼️
5月5日 08:59
奥県守は小圃場だから、ウチのヤンマー232を置いといて、、、リク(徳永)とトモくん(前田)で回そうか⁉️ 浩一は7日午後〜8日で垂水・向井・小野新・辻を回る感じで。色々と段取り考える🤔
5月5日 09:01
それで行こう。不測の事態は良くあるから臨機応変に対応して行こう。使えるものは使って。
5月5日 12:22
宮ノ前3枚は草刈りながらちびちび入れよります。木曜に入るなら、それで一気にいれますか?!
土壌の状態を見極め、即座に最適な施工を判断する。この的確な状況判断と、メンバー間のシームレスな連携こそが、Green Days Japanが誇るチーム力の証明です。
■ 圃場インフラの復旧とトラブルへの迅速な技術的対応
私たちが引き受ける土地は、長年遊休化していた耕作放棄地であるため、水利管理においても様々な技術的課題に直面します。殿町坂本さんからご相談をいただいた「土管の詰まり除去」においては、隣接する地権者様からの迅速な承諾のもと、前田が重機(ユンボ)を駆使して対応。「とりあえず貫通いたしました。下の一枚に水いれてます!」という確実な進捗に繋げました。
また、風深地区における給水ポンプの不調時には、上本が即座に分解点検を実施。内部に堆積していた大量の草や泥を清掃・修繕することで、速やかに機能を回復させました。いかなる不測の事態においても、知恵と技術、環境への適応力をもって迅速に課題を解決してまいります。
■ 地域社会との調和と、継続的な対話による信頼関係の構築
「水持ちの調整」や「資材の補修」といった物理的な実務に加え、各集落の皆様からいただくアドバイスや伝統的なルールを遵守することも、地域に根ざす組織として不可欠なプロセスです。歴史ある水利の決まりや地域特有の段取りを実地に学び、時には指導を受けながら、確実なノウハウとして蓄積を重ねています。
こうした地域社会との実直な関わりは、当法人が「地域の担い手」として本音で受け入れられつつある大切な証左でもあります。真摯に傾聴し、速やかに実務へ反映させ、地域の方々への理解を深めていただきながら信頼を積み重ねていく。この誠実な姿勢こそが当法人の活動規範であり、生産チーム4人が日々の最前線で体現している信頼の基盤となっています。
⚙️ 私たちが誇る生産チーム4人の約束
- 徹底した道具へのリスペクト: 最新のSLトラクターも、50時間での初回メンテナンス・オイル交換を確実に自社で実施。大きな事故を未然に防ぎます。
- 小さな異変を逃さない: 日々の洗車や清掃を通じて、マシンのわずかな変化(ソレノイドの表示やフィルターの鉄粉など)にも全員が気づける意識を共有しています。
- 地域と共に作る農業: 地域の皆様の厳しい声にも耳を傾け、理解を深めていただくプロセスすべてを大切にし、集落の皆様に「こいつらは本気だ」と認められる行動を貫きます。
手ごわい自然と、そして地域の皆様と誠実に向き合い、秋には一面に黄金色の稲穂が揺れる美しい景色を実現するために、チーム一丸となってこの課題に立ち向かってまいります。以下に、熱い日々の現場から届いたリアルな記録をお届けします。
■ GALLERY:水を湛え、生まれ変わる丹波篠山の圃場
各集落(県守・垂水・向井・小野新・辻・西新町)で繰り広げられている、入水、代かき、インフラ修理のリアルな瞬間です。解像度を維持したまま、歪みなく美しく整理されたサイズでご覧ください。
背景 and 目的
日本の農業は、生産者の高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が急速に拡大するという深刻な課題に直面しています。一方で、プロアスリートは引退時期が早く、20代で現役を退くケースも少なくありません。
本プロジェクトは、これら「農業の担い手不足」と「アスリートのセカンドキャリア」という2つの社会課題を掛け合わせ、解決を目指す循環型モデルです。
農地に関するお悩みや、プロジェクトへの応援・パートナーシップに関するお問い合わせは随時受け付けております。どうぞお気軽にご相談ください!
【お問い合わせ】 0795-20-0066